バスルームの中にかけておいていただいても、蒸気でシワが 伸びます。 リネンウォーターで香り付けを愉しまれるのも素敵です。 ただリネンのシワも、持ち味の一つです。 ジャケットの後姿で そこに入っているシワで 本物のリネンをまとっていると解る人にはわかるのです。
また干すときにシワを伸ばしていただければ、 ベッドリネンやキッチンクロスなどそのままお使いいただけます。
(1) 口紅や油の汚れ 濃い目の石鹸水でモミ洗いします。 (2) 醤油やソースの汚れ 石鹸水に20〜30分程度浸し、汚れた部分をモミ洗いします。 (3) 紅茶・コーヒーの汚れ 熱湯を掛け洗います。 (4) ワインやフルーツの汚れ 塩とレモン汁でモミ、熱湯を掛けます。 (5) 血液の汚れ すぐに冷たい水で洗います。 シミがひどいようであれば、冷たい塩水に浸してから水洗いします。
右側が新品のもの、そして左側が10年間使い込んだもの。 帝国繊維のリネン商品のお色でナチュラルとしているものは、 全て リネンそのものの天然のお色です。
染料を使っていないため、お洗濯を繰り返すと こちらのように 段々とお色が薄くなってまいります。
ヨーロッパでは、ハニーミルク色と呼ばれているそう。 イメージとぴったりですよね。
お色の変化はナチュラルだけで、他のお色はこちらほど色落ちは致しません。 ちなみに・・同じナチュラルでも、産地やその年の気候などによって若干お色が 変わってくるのも自然のお色ならではなのです。
先史時代のスイスでは、湖上生活をしていた民族がリネンの衣服や船の帆やロープを作っていました。 古代エジプトで芽生えたリネンは、時を経て 中世ヨーロッパの貴族文化の中で磨き上げられ、やがてそれが 文化として一般へも広がっていきます。 イニシャルが刺繍されたハウスリネン一式を嫁入り道具とする慣わしも、貴族から一般へ広まったものです。 家風や品格、美意識を象徴するそれらのリネンは 母から娘へ 娘から孫へ・・ 現代もなお 嫁ぐ日に託される大切な家伝の品とされています。 英国王室の正式晩餐会のテーブルをはじめ、合衆国ホワイトハウス、日本の宮中晩餐会、ヨーロッパの一流ホテルなど、格式と権威を重んじる場面では必ずリネンが採用されています。
その後、明治11年にフランスへ留学した内務省技師、吉田健作がリネンの紡績を学び、明治14年に帰国後、 リネンの重要性を各方面へ力説しました。 その結果、明治17年6月、日本初のリネン紡績会社として、帝国繊維の前身の1つである「近江麻糸紡績株式会社」が発足したのです。 その後の日本でのリネンの歴史については「帝国繊維とリネン」をご参照ください。